いい質問です。「街金に近い消費者金融」という表現はよく使われますが、実ははっきりとした線引きがあります。整理すると次のようになります。


🔹 「街金」とは

  • 大手ではない地域密着の中小消費者金融を指す俗称。
  • 正式には「登録貸金業者」(貸金業法に基づいて都道府県や財務局に登録)。
  • 大手に比べて規模が小さい分、審査基準や柔軟さに違いがある場合もある。

🔹 街金に近い消費者金融の特徴

  • 大手(アコム・アイフル・プロミスなど)より規模は小さい。
  • 地域名や個人名に近い屋号を使うことが多い。
  • 審査の際、**申込者の状況を人間的に見る(勤務先に実際に電話確認する/事情を聞いてくれる)**など柔軟性がある場合もある。
  • 金利は貸金業法の範囲内(上限年率20%まで)で、大手と同水準。
  • ただし貸付額は少額(5万~30万円程度)になることが多い。

🔹 大手と街金(中小)の違い

項目大手消費者金融街金(中小消費者金融)
規模全国展開地域密着・小規模
審査スコアリング中心(AIや機械)人的審査(担当者が柔軟に判断)
金利上限20%前後同じ(貸金業法の上限まで)
貸付枠数十万~数百万数万~数十万(少額中心)
安全性高い(上場企業あり)登録業者なら合法だが玉石混交

🔹 注意点

  • 「街金に近い=審査がゆるい」わけではありません。
  • 正規の消費者金融なら必ず貸金業者登録番号があります。金融庁の「登録貸金業者情報検索」で確認可能です。
  • 「審査なし」「ブラックでもOK」などを掲げる業者はほぼヤミ金です。

👉 まとめると、「街金に近い消費者金融」とは 大手ではない中小の登録消費者金融 のことです。
合法で安心して使えるかどうかのポイントは 金融庁や都道府県に貸金業者として登録されているかどうか に尽きます。


ご希望なら、

  • 金融庁の登録業者検索の使い方(手順つき)
  • 安全な街金の見分け方チェックリスト
  • 大手以外の中小でも正規の業者に相談する流れ

などを具体的にまとめます

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